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電子出版が変えてしまう経営とマーケティングの常識 ~社長のための経営出版講座~

【第28回】 経営出版の3つの副次的効果について

経営出版を戦略的に行うと、8つの出版効果を経営の各部門に及ぼすことができます。そのうち5つについては「意図的効果」(ブックマーケティング、ブックセールス、ブックマネジメント、ブックリクルート、ブックブランディング)を得ることができます。(前回までのコラム参照)

この5つの効果は意図的に書籍のなかに設計していくものですが、これに対し、

これからご紹介する3つの副次的効果には、次のようなものがあります。

 ・ブックPR
 ・ブックモチベーション
 ・ブックファイナンス

これらの効果は、もちろんそれ自体を目的に設計することも可能ですが、ほとんどの場合「ほかの効果を狙って書籍を作ったとしても副次的に発生する」効果です。

書籍の持つ力が自然に発揮された結果であり、経営者が正しい経営出版のルールにもとづいて書籍出版を行う際にはほぼ例外なく起きる効果です。

しかし、これらの効果についてもないがしろにするのではなく、きちんと理解しておくことで、あなたが出版する書籍の活用場面は、5倍にも、10倍にも増えるでしょう。

今回は、この3つのうち「ブックPR」を取り上げて考えてみたいと思います。

専門家ご紹介

株式会社パスメディア

代表取締役 主藤 孝司 (すどう こうじ) さん

経営出版研究の第一人者。 創業10年以内の若手経営者を専門とする経営コンサルタント。 (株)リクルート在籍中にMVPを含む5度の営業表彰を受賞。(株)パスメディア創業後もNTTより全国トップを含む10以上の表彰を受賞。起業家大学にて延べ1000名以上の起業家、経営者に直接指導、アドバイスしてきた起業家養成の専門家でもある。
主な著書・監修書に、『仕事に活かす!フォトリーディング』(PHP研究所)、『成功の瞬間』(講談社)、『価格戦略プロジェクト』(ダイヤモンド社)などその累計は100万部を超える。日本出版学会にて『アマゾン・アップルの電子出版が脅威ではない理由』、『経営者の出版活動と文化作品としての書籍』などの研究発表がある。 FM放送ラジオ「ベストセラーズチャンネル」、「ベンチャーチャンネル」のプロデューサー。(株)パスメディア代表取締役。日本出版学会会員。起業家大学創設者。1970年福岡生まれ。

今回の掲載にあたって

電子出版の登場は、企業の広告やPRを大きく変えていきます。それは、経営スタイルそのものの変化だと言っても過言ではありません。

この変化は、企業が行うPRやブランディングの分野にも直接的に影響を及ぼします。電子出版やその応用技術を用いることで、今まで大金をかけていた広告活動の多くが無料になるか、もしくは企業自ら行うことができるようになるからです。その一部はすでにそれぞれの企業のホームページやユーチューブ、ユーストリーム、ニコニコ動画など各種のメディアサイトによってすでに実証されています。今後、この変革は今以上に大きな波となり、私たち企業経営者は変革を求めらます。そのきっかけが電子出版なのです。

では、この激変する時代にいったいどう対応すればいいのでしょうか。この連載では、電子出版が企業と経営者に与える影響について、主にマーケティングとブランディングに絞ってお話をしていきます。

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