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オープンソースソフトウェアをビジネスで活用する

【第8回】 「メールサーバはOSSがおすすめ」

はじめに

前回は、Webサーバでのオープンソースソフトウェアの動向について説明しました。今回は、メールサーバでのオープンソースソフトウェアの動向について解説します。

メールサーバソフトウェアの動向

メールは、インターネットの歴史の中でも、かなり古くから使われていた通信手段です。米国を中心とした初期のインターネットでも、1980年代にはメールでの情報交換が頻繁に行われるようになりました。私が初めて社会人になったとき(1989年)には、既にメールは海外との情報交換を中心に頻繁に使われていました。つまり、現在のような高度なインターネットになる前から、メールが使われていたということです。そのころ、メールサーバはほとんどがUNIXで、ソフトウェアとしてはsendmailが使われていました。sendmailは今でもオープンソースソフトウェアとして利用されています。

LinuxやWindowsが出現し、インターネットが普及するようになると、いろいろなメールサーバが開発されました。2000年代に入ると、メールを通じてウィルスが広まったり、メールサーバを使ったサイバー攻撃、SPAMメールなどが問題になっています。そのため、メールサーバは、より安全で高機能なソフトウェアに進化してきました。

図は、MailRaderというサイトが公表している現在のメールサーバのシェアです。

図の中の、Sendmail, Postfix, Qmail, Eximなどがオープンソースソフトウェアで、オープンソースソフトウェア全体のシェアは71%にも達しています。

専門家ご紹介

株式会社デージーネット

代表取締役 恒川 裕康 さん

「より安全で」、「より便利で」、「より楽しい」インターネットの実現をテーマとして、オープンソースソフトウェアを積極的に活用したシステム構築事業を展開している。近年では、オープンソースソフトウェアを使ってシステムを二重化する技術や、オープンソースソフトウェアへオリジナルの機能を追加する技術などによって、安価で堅固なシステムを構築する手法を提案。、一般企業だけでなく、インターネットサービスプロバイダや携帯向けサービスプロバイダなど幅広い分野でシステムを構築する。 著書に『Linuxアドバンストネットワークサーバ構築ガイド HAサーバ構築編』『オープンソースでメシが食えるか!?成功するシステム構築のためのOSS活用術』(ともに秀和システム)などがある。

今回の掲載にあたって

無償のソフトウェアとして注目されるオープンソースソフトウェア。これをビジネスの中で使って行くことができれば、様々なメリットがあります。また、オープンソースソフトウェアの登場で、ここ最近はITシステムの投資に対する考え方も変わって来ました。さらに、近年ではオープンソースムーブメントと呼ばれる考え方の変化が起きています。オープンソースムーブメントは、ITだけではなく様々な分野に変化を巻き起こしています。
この連載では、最近のオープンソースソフトウェアの事情とビジネスでの活用について取り上げて行きます。そして、オープンソースムーブメントがどのようなインパクトを与えているのかについて、お伝えしていきます。

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