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オープンソースソフトウェアをビジネスで活用する

【第1回】 オープンソースの世界

みなさん、オープンソースソフトウェアというソフトウェアを知っていますか?

今、欧米諸国ではオープンソースソフトウェアがすごい勢いで普及しつつあります。また、オープンソースソフトウェアの考え方は、世の中のビジネスのあり方に大きな変化を起こしつつあります。この連載では、みなさんにオープンソースソフトウェアについて知っていただき、ビジネスの中で生かすことのメリットをお伝えしていきたいと思います。

オープンソースソフトウェアって何?

オープンソースソフトウェアというのは、無料で手に入るソフトウェアで、ソフトウェアの設計情報(ソースコード)が公開されているもののことを言います。

設計情報が公開されている、つまり、オープンになっているソフトウェアだからオープンソースソフトウェアと呼ぶのです。日本では、同じように無料で手に入るソフトウェアとして、フリーウェアがあります。フリーウェアとオープンソースソフトウェアは一見似ているようですが、実は全然違います。にも関わらず、日本の人々の多くがそれを誤解しています。

日本で流通している無償のソフトウェアの多くは、ソフトウェア開発者が自分で作ったソフトウェアを単に無料で使えるようにしているものです。ソースコードが公開されていませんので、ほとんどの場合には開発者本人しかメンテナンスをすることができません。そのため、場合によっては不具合があっても直してくれない場合もあります。

典型的な例が、ファイル共有ソフトウェアとして有名なWinnyです。Winnyは、サーバを経由しなくてもファイルが共有できることから、多くの人が利用するようになりました。一方で、セキュリティの問題が多く存在していて、ウイルスの感染源となったり情報漏洩の危険があったりします。Winnyがこのような状態になってしまったのは、作者が著作権侵害行為幇助の疑いで逮捕されてしまい、問題が発生しても修正することができなくなってしまったからです。

オープンソースソフトウェアは、こうしたフリーウェアの状況とはまったく無縁です。オープンソースソフトウェアでは、ソースコードとよばれる設計情報が全面的に公開されています。また、多くのソフトウェアでは、一部の人や企業が開発やメンテナンスを行っている訳ではなく、多くの開発者が開発やメンテナンスに関っています。そのため、何らかの不具合があった場合でも、常に誰かがそれを直すことができるのです。こうしたオープンソースソフトウェアの開発を行っている団体を(オープンソース)コミュニティと呼んでいますが、希望すれば誰でも参加することができるコミュニティもたくさんあります。

専門家ご紹介

株式会社デージーネット

代表取締役 恒川 裕康 さん

「より安全で」、「より便利で」、「より楽しい」インターネットの実現をテーマとして、オープンソースソフトウェアを積極的に活用したシステム構築事業を展開している。近年では、オープンソースソフトウェアを使ってシステムを二重化する技術や、オープンソースソフトウェアへオリジナルの機能を追加する技術などによって、安価で堅固なシステムを構築する手法を提案。、一般企業だけでなく、インターネットサービスプロバイダや携帯向けサービスプロバイダなど幅広い分野でシステムを構築する。 著書に『Linuxアドバンストネットワークサーバ構築ガイド HAサーバ構築編』『オープンソースでメシが食えるか!?成功するシステム構築のためのOSS活用術』(ともに秀和システム)などがある。

今回の掲載にあたって

無償のソフトウェアとして注目されるオープンソースソフトウェア。これをビジネスの中で使って行くことができれば、様々なメリットがあります。また、オープンソースソフトウェアの登場で、ここ最近はITシステムの投資に対する考え方も変わって来ました。さらに、近年ではオープンソースムーブメントと呼ばれる考え方の変化が起きています。オープンソースムーブメントは、ITだけではなく様々な分野に変化を巻き起こしています。
この連載では、最近のオープンソースソフトウェアの事情とビジネスでの活用について取り上げて行きます。そして、オープンソースムーブメントがどのようなインパクトを与えているのかについて、お伝えしていきます。

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