資金繰り改善・総務・リスケジュール・経営・セミナー・助成金 中小企業をを支援する 経営者のためのポータルサイト

「Next Venture-ism」 ~アントレプレナーシップ私見~

ベンチャー企業の注目制度「委員会」編

「他部署の社員との交流機会を作りお互いをよく知るため」
「部署にとらわれず、会社全体を俯瞰できるようにするため」
「これらによって、個々が経営感性を持つことができるようにするため」

このような目的のもと、企業において「委員会制度」を設ける機会はけっこう多い。

委員会とは、直接的な業務ではないが、会社経営・組織運営において、「するべきこと」「会ったらいいなと思うこと」などを、新規にチームを作って運営するもの。

この時殆どの場合、(前記した目的のためにも)複数の部署を横断してチームが結成されることが一般的だ。

委員会の掲げるテーマはさまざまだが、どちらかというと歴史の長いアナログ企業系が、「会社の日々の業務や根幹を見直し改善するため」の「QC(Quality Control)」的発想の色が強いのに対し、ベンチャーは社内コミュニティ活性を目的としているイメージが強い。

委員会制度に力を入れている企業の一つ、株式会社じげんには、その目的や委員会の種類が詳しく掲載されているので、以下引用する。(出典はこちら)

「zigeIN」(じげいん)の概要

「zigeIN」(じげいん)は全部で下記10委員会で構成されます。

1)Z-now(ずのう)・・・「zigeIN」活動及び社内制度についての運営、改善を担当。

2)プロフェッショナル委員・・・社内のナレッジ・マネジメント(ノウハウ・事例データベースの管理)、推進、及び書籍等の管理を担当。

3)生き物委員・・・コーポレートキャラクター『じげんぶ(リクガメ)』や社内の植物の世話を担当。

4)給食委員・・・じげん社独自の制度である「お菓子制度」の運営を担当。予算を持って購買活動をすることで経営人材に必要なコスト意識を醸成します。

5)社内広報委員・・・表彰者や新入社員、社内の新規事業コンテストの結果等の社内広報を担当。

6)リフレッシュ委員・・・社内サークル制度「わくらぶ」(※注2)の利用促進、及び健保の提携施設の紹介等を担当。

7)GAT委員・・・社内通貨”GAT”制度(※注3)の運営を担当。

8)イベント委員・・・「お誕生日会」「季節ごとのイベント」など社内イベントの企画・運営を担当。

9)思い出委員・・・社内イベントの写真撮影、記録を担当。

10)勇者委員・・・毎月1度の”Z”飲(ぜぇいん)と呼ばれる納会の企画・運営を担当。

実施の目的

通常業務以外でじげんの事業組織運営において、委員会という形で全従業員が当事者意識を持って参加することを目的とした制度。副次的な効果として職種や担当サービスが異なり、業務上の接点を持ちにくいメンバー同士が交流する機会にすることも目的としています。

--------------------------------------------------------

ここには書いていないが、ある企業では目的の一つに面白い着眼を掲げていた。それは

「お客様に対して責任を負うもの(通常の業務のこと)だと、経験の浅い例えば新入社員に現場のリーダーを任せられないが、社内委員会ならそれも可能。そのため、早くからリーダー経験を積ませるいい機会になる」

というもの。これはどの企業でも参考にできる、価値ある取り組みと言えよう。

 

専門家ご紹介

ダイヤモンド経営者倶楽部

メディアインキュベイト事業部長 北村 和郎 さん

1967年生まれ、岐阜県出身。広島大学経済学部卒。2000年よりダイヤモンド経営者倶楽部へ。イベントの企画運営を中心とした倶楽部運営、雑誌編集、記事連載などを手がけ現在までに数千名の経営者と会う。一方で、スタートアップベンチャー向けの起業家講座、大学生向けアイデアコンテストや大型アートイベントをはじめ、さまざまな新企画を立ちあげる。最近では企業のパンフレットやプロモーション制作を手掛けることも多い。

今回の掲載にあたって

企業文化の醸成、社内コミュニケーション、働き甲斐の確立のためなど、企業はそれぞれに工夫を凝らしてさまざまな社内制度を立ち上げ運用しています。ここでは特に独自性高い制度を構築し機能させている企業を選んでその取り組みをご紹介していきます。

h2タイトルが入ります

今週の一冊
(説明文章が入ります)
今週の言葉
(説明文章が入ります)
タイトルが入ります
(説明文章が入ります)
タイトルが入ります
(説明文章が入ります)