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「Next Venture-ism」 ~アントレプレナーシップ私見~

ベンチャー企業の注目制度「ファミリーイベント」編

ベンチャー企業、特にIT企業だと、一般の消費者は日常生活でそのビジネスに触れる機会はめったにない。そのため社員の子どもも「お父さんが働いている会社が何をしているところかよく分からない」ということがままあったりする。

そういう状況の中、社員の家族が企業訪問する「社内参観日」系の企画が増えている。「親の働く姿を見て、親子の距離を縮めてもらうため」「家族の仕事への理解(働いている企業への共感)を高めてもらうため」「子供の社会勉強のため」などが主な目的だが、単に会社を見学しておしまいではなく、各企業ともいろんな工夫をして、来て楽しんでもらう仕掛けをたくさん用意している。

例えば株式会社アイ・エム・ジェイでは、今年8月の開催がすでに4回目。「日ごろ支えてくれている家族に働く姿や職場を公開することで、社員と家族の一体感を高め、会社への理解を深めること」が目的に毎年の恒例行事になっている。今回はこれまでで最も多い、29組77名の方が参加し、フロア見学や社内開発によるデジタルを活用した各種ゲームを体験した。

~ 実施した取り組みの例 ~

・会社説明+職場見学(受付・各フロア)+記念撮影
・Scratchでプログラミング体験
・ColARmixを活用したAR体験
・ MakeyMakeyを活用した体感ゲーム
・ Kinectによる各種ゲーム体験
・ Tangiblockを活用したiPadアプリ
・ 子ども用社員証
・ ロゴ入りノベルティ(トートバッグ、缶バッヂ、色鉛筆)
・ 手作りポップコーン、かき氷などの飲食サービス

また、ドリコムでも昨年からスタートし今年二回目となった「ドリコムこどもサンシャイン」を運営している。やはり夏休みの一日を使って、約30名の子どもたちの参加した企画となった。

最初は「ドリコムの社員は何名いるでしょう?」「お父さん・お母さんがお仕事のメインで使っている仕事アイテムは何でしょう?」など会社や仕事に関するドリコムクイズから始まり、

職場見学や社内での親子写真撮影、社長との名刺交換会。さらにお給料(ガチャガチャのメダル)を貰って、そのメダルでガチャガチャを引くとご褒美を貰える試みも。そして最後にランチタイムで締める。

前記二社とも、子ども用社員証や名刺や給料など、社員の疑似体験ができる点が大きなポイントだ。

スタートアップ~アーリーステージのベンチャーにとっては、まだ平均年齢が若く、子どもを持っている社員は少ないが、この二社のように、創業からの年月もある程度経ち、上場など企業ステージも大きくなってくると、このような取り組みの必然性が生まれてくる。

最近はオフィスにこだわり、大企業にないお洒落な空間を持つベンチャーも多いので、さらにこの動きは増えてきそうだ。

 

 

 

 

専門家ご紹介

ダイヤモンド経営者倶楽部

メディアインキュベイト事業部長 北村 和郎 さん

1967年生まれ、岐阜県出身。広島大学経済学部卒。2000年よりダイヤモンド経営者倶楽部へ。イベントの企画運営を中心とした倶楽部運営、雑誌編集、記事連載などを手がけ現在までに数千名の経営者と会う。一方で、スタートアップベンチャー向けの起業家講座、大学生向けアイデアコンテストや大型アートイベントをはじめ、さまざまな新企画を立ちあげる。最近では企業のパンフレットやプロモーション制作を手掛けることも多い。

今回の掲載にあたって

企業文化の醸成、社内コミュニケーション、働き甲斐の確立のためなど、企業はそれぞれに工夫を凝らしてさまざまな社内制度を立ち上げ運用しています。ここでは特に独自性高い制度を構築し機能させている企業を選んでその取り組みをご紹介していきます。

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