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成功するグローバルマネジメント~世界どこでも伸びる会社は月曜の朝が一番たのしい~

【第4回】 「グローバル人事にはジョブディスクリプションは必要?」

ジョブディスクリプションの内容と目的

各ポジションに応じて作成されるジョブディスクリプションにはさまざまな内容が記載される。たとえば、具体的な職務内容や職務の目的、目標、責任、権限の範囲のほかに、そのポジションとかかわりをもつ社内外の関係先、必要とされる知識や技術、資格、経験、学歴などが挙げられる。

なぜ、このように非常に細かく職務内容を明記する必要があるのか。一番の目的は、そのポジションを担当する社員の職務内容を明確にするためである。ジョブディスクリプションを作成することにより、各自の責任や遂行すべき仕事、期待される成果など、「会社全体に対する貢献度」がわかる。昇進や異動によって新たなポジションを与えられた場合でも、戸惑うことなく自分の役割を理解できるというわけである。

また、企業が採用活動をする際にも有効に活用できる。グローバル企業では、各ポジション毎に応じた人材採用を行うので、求職者は企業があらかじめ明示したジョブディスクリプションの内容を理解して応募する。企業が求める人材像と候補者とのマッチングが高い確率で実現できるため、より優秀な人材の採用が可能になるのだ。

さらに、社員の評価にも用いられる。職務に対して期待されていた成果と実際の結果を比較検討できるので、職務の対価を査定できるほか、今後必要とされるトレーニングについても的確に明示することができる。また、昇進や解雇の人事決定を行う際にも、客観的に判断する基準となるため、訴訟などの法的なリスクも軽減されるのである。

 

専門家ご紹介

株式会社イマジナ

代表取締役社長 奥山 由実子 さん

(社)人事検定協会 理事 、中小企業基盤整備機構 国際化支援アドバイザー 東京、浅草出身。最大手企業研修専門会社で、企画から営業、マネジメントをこなし、1993年同社駐在員としてニューヨークに赴任。 同年、米国に人事コンサルティング会社(本社・ニューヨーク)を設立。1,200社にのぼる在米日系企業に数々の人事管理プロジェクトを提言。日本企業としての独自性を尊重しながら、世界標準の人事システムの導入を推薦し、経営の高度化と人的資源の活性化、人事トラブルの解決と防止などに大きな役割を果たしてきた。 こうしたノウハウ、クライアント企業からの熱い信用と支援のもと、2006年6月、東京にイマジナを設立。海外諸国における新会社設立サポートや人事部アウトソーシングサービス、M&Aサポート、給与サーベイや報酬戦略の立案、異文化研修など、多岐にわたるサービスを提供している。クライアント企業は、自動車、製造、製薬、食品、外食、流通、金融、ITまで幅広く、業界の特性とニーズを理解したコンサルティングを実施。研修では、企業の国際化に向けたグローバルマネジメント研修、海外23カ国に対応した駐在前研修、セクハラ・パワハラ防止研修が得意分野。 著書に『伸びる会社は月曜の朝がいちばん楽しい』(アーク出版)、『アメリカで成功する実践米国人事マニュアル』(共著、PHPアメリカ)『社員の心を温める会社は必ず伸びる』(編・著イマジナ)がある。日米のマスコミ各紙にて日本的人事制度への提言など、人事関連記事を多数掲載中。

今回の掲載にあたって

今日のビジネスで焦眉の課題となっている「グローバル化」に対して、海外でどのような人事制度を構築し、日本人駐在員や現地採用従業員などのいわゆる「人財」を活用していくか、国内外1500社以上の日系企業のコンサルティング経験を基に、生きた具体例をお伝えしていきます。

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