資金繰り改善・総務・リスケジュール・経営・セミナー・助成金 中小企業をを支援する 経営者のためのポータルサイト

エンゲージメント ~『企業DNA』の浸透が市場に打ち勝つ組織を創る~

【第4回】 『企業DNA』と『社員の価値観』のエンゲージメント

前回コラムで、企業DNAが浸透した状態、及びそれがもたらす効果について考えました。今回は、『企業DNA』と『社員の価値観』のエンゲージメントについて考えていきます。

最近国内外の人事専門家の間で「エンゲージメント」という人事指標が注目を集めています。英和辞典で「Engagement(エンゲージメント)」を引くと、「約束」「婚約」「約定」などいくつか訳語が出てきますが、日本人にとって馴染みが深いのは「婚約」という訳語でしょう。

「エンゲージメント」については、人事専門家の間で様々な定義が試みられており、分かりやすい例として「会社への愛着心」と言われることもあります。ここでは、「エンゲージメント」を「婚約」にもなぞらえ、下記のように定義します。

エンゲージメント:個人の内面にある価値観が、企業の理念と合致している、あるいは、企業によって肯定的に受け入れられることに愛着をもち、その個人が企業に対して積極的に貢献したいという感情を伴って行動するようになること

婚約した二人が愛を育み、生涯苦楽を共にできるか、それとも愛情が冷めて離婚してしまうか、それはお互いの信頼・尊重・理解・愛情の強さ・深さにかかっていると言えるでしょう。

企業と社員の関係も同じで、企業への理解・愛着を失った社員の離職率は高く、逆に理解・愛着を持ち続ける社員はますます仕事に励み、企業に貢献していくものと考えられます。

ただし、忘れてはならないのが、「エンゲージメント」の大前提は企業と社員の関係が「対等な関係」であるということです。婚約する二人が対等であるのと同様に、企業と社員の二者も対等であるべきと考えられます。

企業が自らの成長のみを追求しては、社員のエンゲージメント向上は望めないでしょう。

専門家ご紹介

株式会社アクティブ アンド カンパニー

組織開発コンサルティング本部 コンサルティング第一事業部 シニアコンサルタント 島崎順也 さん

多くの企業の理念・ビジョン・戦略の策定/浸透等の経営支援、及び研修等の人材育成支援を経験。現在は、人事制度の構築、人材育成支援プロジェクト等で様々なソリューションを提供し、組織活性化施策の一環として、現場を巻き込んだ「企業DNA浸透」プロジェクトにも従事。

今回の掲載にあたって

激化する市場競争の中で、企業が勝ち残る為に必要な要素として近年注目されている「エンゲージメント」。
企業にはそれぞれ独自の考え方や価値観が存在します。それらの考え方や価値観は、「企業が目指す方向性」や「企業活動を行う上での判断軸」となるだけでなく、「企業の存在意義そのもの」であると言っても過言ではありません。
どうすればエンゲージメントレベルを上げることができるのか?また、企業が持つ考え方や価値観はどのようにして浸透させることができるのか?
自立的に行動する組織となり、組織が活性化する為の取組みの在り方を、企業の考え方・価値観の浸透という観点から考えてみたい。

h2タイトルが入ります

今週の一冊
(説明文章が入ります)
今週の言葉
(説明文章が入ります)
タイトルが入ります
(説明文章が入ります)
タイトルが入ります
(説明文章が入ります)